ビフォーアフター
施工データ
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塗装前のお悩み
家を建ててから25年が経過し、屋根や外壁の傷みや汚れが目立つようになりました。特に気になっていたのが「外壁のサイディングの割れや浮き」と「北側にあるお風呂場の外の結露による外壁の傷み」が気になっていました。
外壁塗装工事を依頼する際には3社ほどの外壁塗装会社に相見積をお願いしようと思っていましたので、キレイエさんを含め3社にお見積もりをお願いしました。 -
お悩みに対してのご提案
25年年間と長い期間外壁塗装を行っていない現状、お悩み内容から日本ペイントのラジカル塗料をベースに、屋根は4回塗り、外壁は3回塗りを行い美観を向上させるとともに、コーキングも全て撤去・打ち替えするご提案をさせていただきました。
また、ご心配されていた「サイディングの割れや浮き」「お風呂場の外の結露による外壁の傷み」につきましては、サイディングの状況を全てチェックし、補修で対応可能な箇所とサイディングの交換が必要な箇所とを分けることで価格も抑えながら、長い期間ご安心してお過ごしいただけるように提案を行いました。
外壁塗装を行う配色については、A様のご要望をヒアリングしながらカラーシミュレーション画像を使い、打ち合わせを重ね、数パターン提案させていただいたところ、とても気に入っていただきご発注いただきました。
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使用材料
【屋根】
下塗り1回目
日本ペイント:ファインパーフェクトベスト強化シーラー
下塗り2回目
日本ペイント:ファインパーフェクトベスト強化シーラー
中塗り
日本ペイント:ファインパーフェクトベスト(ディープグレー)
上塗り
日本ペイント:ファインパーフェクトベスト(ディープグレー)
【外壁】
下塗り
日本ペイント:ファインパーフェクトシーラー(ホワイト)
中塗り
日本ペイント:パーフェクトトップ(茶部分:22-30B 3分ヅヤ、その他ND-105)
上塗り
日本ペイント:パーフェクトトップ(茶部分:22-30B 3分ヅヤ、その他ND-105)
【付帯部:⾬樋・破⾵(ミッチャクロン下塗り)・出窓上・⼩庇・フード・笠⽊・⽔切り】
日本ペイント:⿊ファインシリコン⿊3分ヅヤ
【軒天】
日本ペイント:ケンエースG-Ⅱ (19-60H) -
参考価格・施工日数
・外壁塗装、屋根塗装、サイディング補修工事 128万円(税込)
・施工期間 25日間
施工前の写真
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外観全景1
家の顔となる玄関側の外壁は、長い間太陽光の影響を受け続け、色が落ちてしまっています。 -
外観全景2
色褪せ以外にも気なられていたサイディングの浮きが目立ち、早急に対応する必要があります。 -
屋根1
屋根の防水効果が切れビッシリとカビ・コケ・藻が生え、屋根全体の色が変色しています。 -
屋根2
こちらの屋根面では黒く変色してますが、こちらもカビが原因となっています。 -
外壁1
気にされていた結露部分ですが、サイディング内にまで結露が入り交換が必要な状態です。 -
外壁2
ベランダコーナー部分のサイディングは大きく浮き・反りが発生しています。 -
外壁3
レンガ調のサイディングは目地の汚れも目立っています。 -
軒天
軒天も雨水が垂れてきたり湿気などによって汚れと傷みが目立ちます。 -
付帯物
雨樋や小庇、水切りなどの付帯物も経年劣化から色褪せや汚れの付着が目立っています。 -
コーキング
コーキングにもかなり劣化が進行しており、本来の役目を果たしていない状態です。
施工中の写真
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バイオ洗浄-屋根
屋根の状態から高圧洗浄だけでは落としきれないと判断し、バイオ洗浄を実施しました。バイオ洗浄は、汚れや苔などの付着が激しい状態に使用することで、汚れを浮かし落としやすくしてくれます。 -
高圧洗浄-屋根
バイオ洗浄で苔や汚れが落ちやすくなっているので、適度な水圧でも苔や汚れが落ちていきます。また、水圧を抑えることができるので、屋根へのダメージも少なく屋根の寿命を短くする心配もありません。 -
高圧洗浄-外壁
外壁の高圧洗浄では、カビや藻が発生しやすい軒天や細かな汚れが残りやすい雨樋なども丁寧に行い、汚れを落とします。場所によっては素材が異なるので水圧を調整して高圧洗浄を行う必要があります。 -
屋根-下塗り1回目
たっぷりと塗料をローラーにつけ、屋根に塗っていきます。しかし、塗装を行って少し時間が経過すると、屋根が乾いたような色に戻ってしまいます。
(手前の濃い色の塗装面が塗ったばかりの箇所) -
屋根-下塗り1回目
下塗りでは「ファインパーフェクトベスト強化シーラー」を使用しました。信頼の日本ペイントの下塗り塗料で、浸透力に優れ、屋根材の表面を補強し強度を高めてくれる機能が特徴です。 -
屋根-下塗り2回目
屋根の状況から、1回の下塗りでは不十分と考えていましたので屋根の塗装は4回塗りの提案を行っています。2回目下塗りを行うことで、屋根材にシーラーの膜がしっかりと出来ています。 -
屋根-下塗り2回目
また「ファインパーフェクトベスト強化シーラー」を2回下塗りしていますので「屋根材の強化」がしっかりと行えた状態となり「長持ちする塗装」が叶えられる下地ができました。 -
屋根の中塗り
中塗りでは「ファインパーフェクトベスト」を使用しました。中塗りを丁寧に行うことで「仕上がりが良くなり」「塗料の性能が発揮される」ようになるので、塗料の量や時間に注意して塗装を進めます。 -
屋根の上塗り
中塗りと同じファインパーフェクトベストを使用して上塗りを行います。今回使用した塗料はラジカル塗料で、屋根のような過酷な環境でも塗膜が劣化しにくくなり、長期間美しさをキープできる塗料です。 -
屋根の上塗り-完了
塗りムラや塗り残しなどなく、細部まで丁寧に塗装が完了しました。屋根の状況から4回塗りをご提案し、ご予算やご要望からラジカル塗料をご提案し「本当にありがとう」とお喜びいただけました。 -
サイディング-張り替え
点検時結露の発生を把握していたので、ご負担を考え最小限の範囲でサイディング交換の提案を行いました。また、内部に腐食等発見した際は別途見積もりとなることはお伝えしていました。 -
サイディング-張り替え
サイディングの内部を確認すると、柱等に腐食が見られなかったので、そのまま使用しました。また、結露が侵入していたので、塗装だけで対応を行ってもすぐに朽ちてしまう可能性があります。 -
サイディング-張り替え
築25年経過し、サイディングデザインが一緒のものがありませんでした。他の箇所のサイディングも交換を行うと大きなご負担となるので、似たデザインを使用する提案を行いました。 -
サイディング-張り替え
もちろん、交換したサイディングも塗装を行うことで分かりにくくなります。今回の提案はご予算を抑えながらも長持ちを叶えられる塗装を目的に提案しています。 -
サイディング-張り替え2
2階ベランダコーナー部分のサイディングは、割れが激しくビス留めを行いコーキング後に塗装を行っても、すぐに再発してしまう可能性があると考え、コーナー部のみ交換の提案を行いました。 -
サイディング-張り替え2
コーナー部だけの交換となりますので、ご負担の軽減に繋がります。また、新品のサイディングに交換したことで、長い期間安心してお過ごしいただける外壁塗装を実現できました。 -
サイディング-浮き
築25年間、外壁塗装などのメンテナンスが行われていなかったので、経年劣化からサイディングの浮きが多く発生していました。
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サイディングの目地-コーキング
サイディングの浮いている箇所を1つ1つ丁寧にビスで抑え、浮きをなくしていきます。ビス留めの際には締めすぎると割れに繋がりますので注意して留めていきます。 -
サイディング目地-除去・ボンドブレーカー
コーキング材全て除去し、コーキング材を長持ちさせるためにボンドブレーカーと呼ばれる絶縁シートをズレなく慎重に施工していきます。 -
サイディング目地-プライマー・コーキング
続いてコーキングの接着力を高めるプライマーをハケで丁寧に塗り、目地に新しいコーキング材を注入した後、バッカーやヘラを使用して表面をきれいに整えて完了です。 -
サイディング目地-完了
サイディング目地のコーキングが完了しました。コーキング1つでもボンドブレーカーを使用するなどして、より長持ちする提案、施工をキレイエでは行っています。 -
外壁-下塗り
下塗りの前に取り外しが出来るエアコンカバーは全て外します。エアコンの買い替えなどでエアコンカバーの位置が変わると前の外壁色が見えてしまうので、そのような事にならないよう塗装を行っています。 -
軒天の塗装-完成
今回下塗りで使用した「ファインパーフェクトシーラー」は様々な外壁材に対応し、塗布することでしっかりとした下地を作ってくれる日本ペイントの下塗り塗料です。 -
軒天-中塗り
通常、軒天は白色が一般的ですが、今回は、外壁の色とのバランスを考え、ブラウン系のご提案を行いました。また、塗装では先にハケ塗装を行うことで塗り残しのない塗装を実現しています。 -
軒天-上塗り
また、ローラー塗装ではムラとならないよう均一に塗装を行う必要があります。軒天で使用した塗料はケンエースg-2で、「防かび」「しみ止め」の効果があり、綺麗な軒天を維持してくれます。 -
外壁-中塗り(ホワイト部)
中塗りは綺麗な塗装と耐久性を持たせるのに重要な工程ですので、細部まで気を使い塗装を行います。中塗り材は日本ペイントの「パーフェクトトップ」を使用しました。 -
外壁-中塗り(ホワイト部)
パーフェクトトップの特徴は、一般的なシリコン塗料と同じくらいの価格ですが、耐久性が高いのが特徴です。「価格」「高耐候」「耐久性」のバランスがとれた塗料になります。 -
外壁-中塗り(ブラウン部)
続いてブラウン部分を塗装します。今回、ガラッとデザインを変え、今までのお洒落なデザインから、ホワイトとブラウンの2色を使用して、シックなデザインに変更を行います。 -
外壁-中塗り(ブラウン部)
インターフォンやライトなどがある玄関部分も、ハケや様々な大きさのローラーを使い分けながら、塗り残しのないように注意して塗装を行っています。 -
外壁-上塗り(ホワイト部)
中塗りと同じ塗料を使用して上塗りを行います。上塗りは一番最後に行う工程となるので、美しさを決定づける工程です。その為、塗装の技術が高いほど美しい仕上がりになります。 -
外壁-上塗り(ホワイト部)
その他にも、塗料の性能を高め、外壁の厚みを増し、住宅の寿命を延ばす役割も担っていますのでしっかりとした知識や技術がなければ長持ちする塗装を叶えられません。 -
外壁-上塗り(ブラウン部)
塗りムラができないようにローラーにつける塗料の量や塗装を行う際のローラーの動かす方向やスピードに気をつけ塗装を行います。 -
外壁-上塗り(ブラウン部)
写真では分かりにくいですが、細かい箇所まで塗り残しや塗りムラもなく、綺麗に塗装が完了しています。高い技術によって塗装された外壁がしっかりとお家を守ってくれます。 -
付帯部-塗装
鼻隠しや雨樋は住宅の上部に設置され、なかなか目が行くことはないと思いますが、キレイエでは鼻隠しや雨樋でも塗り残しがないようにハケとローラを使用して塗装しています。 -
付帯部-塗装
また、雨樋などの付帯部に使用している塗料はファインシリコンを使用し、外壁の塗装で使用した塗料と耐用年数を合わせることで「劣化スピードのバランスが悪くなる」といった問題を防ぐことができます。 -
付帯部-塗装
水切りのような細かなところも手を抜きません。ハケ塗装を行い、ローラー塗装を行います。また、塗りムラや塗り残しにならないように丁寧に塗装を行い綺麗に仕上げていきます。 -
センサーライト-現在
玄関近くにセンサーライトが設置されていましたが、センサーライトの配線が剥き出しのまま外壁に固定されていました。塗装に伴って、新しいセンサーライトに交換を行いました。 -
センサーライト-交換後
センサーライトの配線は配線カバーを使用してしっかりと固定し、外壁と同じ色を使用することで配線を目立ちにくくしています。またセンサーライトも広範囲に明るく照らしてくれるタイプです。 -
アンテナ-撤去・設置
塗装後にアンテナからの錆が出ることを考え、今あるアンテナを撤去し、2階の外壁部分へ新たに現在主流となっているデザインアンテナを設置しました。
完成の写真
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外観全景1-塗装後
ブラウンとホワイトのシックなデザインに生まれ変わりました。 -
外観全景2-塗装後
新たな装いの外観が真っ青な青空と美しいコントラストを描きます。 -
屋根1-塗装後
屋根も美しいグレーに仕上がり新品のような綺麗さです。 -
屋根2-塗装後
4回の塗装を行うことで、耐久性も向上。アンテナも撤去しましたので印象も変わりました。 -
外壁1-塗装後
サイディングを交換したことで長期間、安心してお過ごしいただけます。 -
外壁2-塗装後
ベランダコーナー部分だけを新しいサイディングに交換しました。 -
外壁3-塗装後
当然ですが外壁の汚れは一切なく、新品のような外壁になりました。 -
軒天-塗装後
軒天は明るめのブラウンにすることで建物全体のアクセントになっています。 -
付帯物-塗装後
雨樋や小庇などの付帯部分もシックなブラックで全体のデザインが引き立つようにしています。 -
コーキング交換
サイディング目地のコーキングは全てボンドブレーカーを入れ、新しいものに替えています。