ビフォーアフター
施工データ
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塗装前のお悩み
近くの土手の公共工事の予定があり建物が揺れたりする影響があるのでそれが終わるまでは外壁塗装が出来ない状況でした。
また、犬を飼っているので匂いなどが問題ないか心配でした。
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お悩みに対してのご提案
定期的に訪問させていただき、現在の状況を聞きながらお客様と着工時期について打ち合わせを数回に渡ってさせていただきました。
外壁に溶剤塗料を使用すると鼻が敏感なワンちゃんは匂いで体調を崩したりする可能性があるので、下塗りを「アステック:エポプレミアムシーラープライマーJ Y(溶剤)」から「日本ペイント:水性パーフェクトシーラー」に変更しました。
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使用材料
外壁
下塗り 日本ペイント:水性パーフェクトシーラー
中塗り、上塗り アステック:フッ素Revo-1000ir
屋根
下塗り 日本ペイント:ファイン浸透造膜シーラー
下塗り2 アステック:サーモテックシーラー
中塗り、上塗り アステック:シャネツサーモf
付帯部
日本ペイント:ファイン4Fセラミック
ベランダ
タフシールトップ#300 -
参考価格・施工日数
・外壁屋根塗装工事 138万円(税込)
・施工日数 20日間
施工前の写真
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全景
遠くからでは劣化状態は分かりにくいですが軒天には汚れが溜まり、外壁にはクラックが入っていました。 -
全景2
窓のサッシ下には黒い雨染みが出来ている状態で外壁の保護機能がなくなっている状態でした。 -
全景3
側面も同様にサッシ下の雨染みや軒天の汚れ、外壁の劣化状態が見られました。
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側面上部
少し寄ってみるとより汚れが分かります。外壁全体が経年劣化から変色していました。
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外壁目地
外壁の繋ぎに入っているコーキングは劣化からボロボロになり剥がれている状態でした。 -
エアコンカバー
変色し、カビが生えている状態となっていました。 -
雨樋
雨樋を固定している金具は抜けていました。また、雨樋も劣化し汚れている状態となっていました。 -
雨樋固定金具
雨樋を固定している金具は錆でボロボロになっていました。
施工中の写真
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屋根-高圧洗浄前
屋根に上がると汚れや苔が酷く、ソーラーパネルまで汚れている状態でした。 -
屋根-高圧洗浄
苔や汚れを高圧洗浄でしっかり落としていきます。家庭用の高圧洗浄とは「水圧」が違いしっかりと根元から苔や汚れを落とします。
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屋根-高圧洗浄後
屋根一面を覆っていた苔が綺麗に取れています。この下処理を中途半端に行うと数年後に不具合となって現れてしまいます。もちろん太陽光パネルの汚れもしっかり落としました。 -
屋根-下塗り1回目
通常はサーモテックシーラー2回塗りを行いますが、屋根の劣化具合の状況から吸込みの激しい屋根にも効果を発揮してくれる「日本ペイントのファイン浸透造膜シーラー」を使用しました。 -
屋根-下塗り2回目
劣化した屋根の表面はスポンジのように塗料を吸い込んでしまうので下塗り塗料が屋根に吸い込まれてしまい上塗り塗料が密着しなくなってしまいます。その為、今回は下塗りを2回行いました。
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屋根-中塗り
劣化に強い耐久性がある「アステック:シャネツサーモf」で中塗りを行なっていきます。今回使用した塗料は、16~20年経過後も光沢保持率80%以上を保持したデータを持つ、高い耐候性の塗料です。
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屋根-上塗り
画像の屋根面の上半分が上塗りされた面です。中塗りと比べると色がしっかりと付きツヤがあるのがお分かりいただけると思います。この上塗りを塗りムラにならないよう丁寧に塗装を行なっていきます。
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屋根-塗装後
4回塗りが完了した屋根になります。苔や汚れがないことはもちろん、乾ききった屋根にしっかりとツヤが戻りました。
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外壁目地-コーキング除去
固化し、ひび割れ・断裂している古いコーキングを丁寧に除去していきます。コーキングをキレイに剥がさなければ施工不良のもとになってしまいます。 -
外壁目地-コーキング
コーキングの密着を高めるために、プライマー(下塗り材)を塗布し、空洞がないようにコーキングを充填していきます。
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外壁目地-コーキング完了
外壁の繋ぎ目、サッシ周りな、空洞などなく綺麗に仕上がっています。また、今回は「先打ち」といって塗装前にコーキングを行なっていますので、長持ちが期待できます。 -
外壁下-下塗り
下塗りは、外壁材」と「中塗り・上塗りを密着させる重要な役割がありますので、丁寧に塗装を行なっていきます。また、今回は鼻が敏感なワンちゃんが匂いで体調を崩さないように塗料を変更しました。 -
外壁上-下塗り
上半分も「日本ペイント:水性パーフェクトシーラー」を使用して丁寧に丁寧に塗装を行なっていきます。 -
外壁-中塗り
中塗り、上塗りは塗料を均一に塗る必要があります。均一に塗るということは、実は非常に難易度が高く、ローラーで適当に塗れば良いという事はありません。 -
外壁上-上塗り
キレイエでは、サッシ周りやローラーが入りにくい箇所はローラー塗装前に「ハケ」で丁寧に塗装を行なっています。綺麗に塗れない場合は劣化が進行し、浮きや割れの原因となります。 -
外壁下-上塗り
今回の塗料は「アステック:フッ素Revo-1000ir」といってフッ素塗料と呼ばれている塗料です。ハイクラスの塗料で、対応年数は約16〜20年と高い耐候性を発揮してくれる塗料です。 -
外壁-塗装後
隅々まで丁寧に塗装を行い、塗り残しはもちろん、塗りムラもないよう塗装を行なっています。
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キレイエの実績
フッ素Revoの施工実績がアステックペイントの岡山登録店部門で第一位を獲得しています。 -
軒天-中塗り中
軒天は外壁と違い、ほとんどが影になり軽視されがちですが、お家の美観や耐久性にかかわる、とても重要なパーツです。ローラーとハケを使いわけ綺麗に仕上げます。 -
軒天-上塗り中
軒天は外壁に比べると普段あまり意識されることがありませんが、実は地上からお家を見た際に軒天の汚れなどは目立ち印象に大きく影響してしまいます。塗りムラにならないよう塗装を行います。 -
軒天-塗装後
隅々まで塗り残しはなく塗装完了です。また、塗りムラもありません。外壁上部に付いている白い塗料は塗りにくい箇所を先にハケで塗装を行なった箇所になります。 -
軒天-塗装後
こちらの軒天も塗り残し、塗りムラもなく綺麗に仕上がっています。 -
ベランダ
ベランダの床表面を綺麗にし、下塗りを全体に塗布していきます。トップコートは防水性能が高い「タフシールトップ#300」を使用しました。 -
サッシの色を確認
S様から「統一感を出したい」とのご希望でしたので、サッシの色を見本帳を使用して確認し、同じ色で付帯部を塗装することで統一感を出しました。 -
幕板
通常、幕板は黒やブラウンといった無難な色で塗る事が多いですが統一感を出すために、サッシと同じ色で塗装を行いました。 -
雨樋・水切り
雨樋や水切りなども統一感を出すために、サッシと同じ色で塗装を行いました。 -
鼻隠し・雨樋-中塗り
ケレン作業後に中塗りを行いますが中塗りの塗装では密着力を上げる為になるべく薄く塗るのが長持ちする塗装を叶えるポイントです。
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鼻隠し・雨樋-上塗り
上塗りでローラーや刷毛の継ぎ目が出ない様に面を通して仕上げていくが綺麗な塗装を叶えるポイントです。 -
破風板-中塗り
ケレン作業をしっかり行なった後に中塗りを行いますが「鼻隠し」「雨樋」同様に中塗りの塗装では密着力を上げる為になるべく薄く塗るのが長持ちする塗装を叶えるポイントです。
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破風板-塗装後
今回、「鼻隠し」「破風板」「雨樋」などの付帯部に使用した塗料は外壁や屋根で使用した塗料と同じくらいの耐久性の塗料を使用し塗装を行いました。
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雨樋-塗装後
外壁と付帯部の塗料の耐久性を合わせることで「どちらかが先に劣化しバランスが悪くなる」といった問題を防ぐことができます。
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固定金具
固定金具は劣化が激しく錆びてボロボロになっていた為、新品の金具に交換しました。
完成の写真
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全景
軒天には汚れはなくなり、のクラックも補修され綺麗な外観になりました。 -
全景2
窓のサッシ下の黒い雨染みはなくなり、外壁全体にツヤが戻りました。 -
全景3
側面も同様にサッシ下の雨染みや軒天の汚れはなくなり綺麗な外観となりました。 -
側面上部
幕板を同系色で合わせることで統一感がありながらもアクセントとなっています。 -
外壁目地
新しいコーキングを行い、その後に塗装をすることで統一感を出しました。 -
エアコンカバー
エアコンカバーは取り外し、カバー裏の塗装、カバー設置部分の外壁も塗装を行いました。 -
雨樋
雨樋を固定している金具新品に変更し、雨樋もハケ、ローラーで丁寧に塗装を行いました。
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雨樋固定金具
ボロボロになっていた固定金具は全て交換しました。