ビフォーアフター
施工データ
-
塗装前のお悩み
アパートが築20年を過ぎ、目地が割れたり屋根にコケが生えたりしてきていたので塗装を考えていたが、どこに頼めば良いか、どの塗料が良いか、どのぐらいが適正価格なのか分からなかった。
色も全体の印象を柔らかくしたいと考えていたのでしっかり相談ができる塗装会社を考えていました。 -
お悩みに対してのご提案
しっかりと現地調査を行い、現状の傷みに対してどの様な補修が必要になるかのご説明はもちろん、使用する塗料も日本ペイントの塗料の中から3通り(シリコン、ラジカル、フッ素)のご提案をさせていただきました。
また、お色に関しても「アパート全体の印象を柔らかくしたい」「ありきたりの色があまり好きではない」とのご希望からグリーン系でご提案を行いました。付帯部のブラウンとも相性が良く大変気に入っていただきました。
最後に工事後のメンテナンスについても、施工完了から1年、4年、7年で定期的に行う点検のご説明を行い、ご理解、ご納得していただき塗装工事をご依頼していただく事になりました。 -
使用材料
【外壁】
下塗り 日本ペイント:ファインパーフェクトシーラー
中塗り 日本ペイント:ファインパーフェクトトップ
上塗り 日本ペイント:ファインパーフェクトトップ
【屋根】
下塗り1回目 日本ペイント:ファイン浸透造膜シーラー
下塗り2回目 日本ペイント:ファイン浸透造膜シーラー
中塗り 日本ペイント:ファインパーフェクトベスト
上塗り 日本ペイント:ファインパーフェクトベスト
【付帯部】
日本ペイント:ファイン4fセラミック
【ベランダ】
タフシールトップ#300 -
参考価格・施工日数
・外壁塗装、屋根塗装、ベランダ塗装工事 200万(税込)
・施工日数 28日間
カラーシミュレーションの写真
施工前の写真
-
全景
一見綺麗に見えますが、外壁全体にチョーキング現象や雨染みなどが発生している状態でした。 -
屋根
防水機能がなくなり、苔や汚れが屋根全体に広がっている状態でした。 -
屋根2
屋根全体に艶はなく乾ききった状態で、色褪せが起きている状態でした。 -
外壁の目地
外壁コーキングは黒ずみ、割れていました。また、釘部分にクラックが入っている状態でした。 -
サイディング
年数が経過し、塗装の防水機能が切れサイディングが水を吸収して反っている状態でした。 -
階段
階段裏は広範囲に錆が発生し玄関室に入る際に目に入る為、印象を下げてしまう可能性があります。 -
軒天
塗装機能が切れ、軒天部分にも多くの汚れが付着している状態でした。 -
幕板
塗装は剥がれ、クラックも入っている状態から、悪い印象を与える可能性がありました。
施工中の写真
-
屋根-高圧洗浄
屋根塗装前に先ずは、苔や汚れを業務用の高圧洗浄機で根本からしっかり落としていきます。苔や汚れが残っているとすぐに塗装不良が起きてしまいます。 -
屋根-高圧洗浄
汚れはなくなり綺麗になっているのがお分かりいただけると思います。家庭用の高圧洗浄機とは「水圧」が違いしっかりと苔や汚れを落とすことができます。 -
屋根-板金釘浮き補修
屋根の板金を止めている釘が少し浮いていました。釘浮きを放置してしまうと雨水が家の中へ侵入し、雨漏りを引き起こす可能性がありますので塗装前に修理を行います。
-
屋根-板金釘浮き補修
浮いている釘をしっかりと打ち直していきます。これだけでは、また釘がすぐに浮いてしまうため、シーリング材を使用して釘が浮かないように補修を行いました。
-
屋根-クラック補修
屋根にはクラック(ひび割れ)があり、放置しておくとクラックが大きくなり、最終的に雨漏りに繋がる可能性がありますので塗装前に補修を行います。
-
屋根-スレートのクラック補修
クラック補修には「タスマジック」を使用します。タスマジックとはスレートの割れの補修に特化した補修剤で、屋根材の裏面までしっかり浸透し、補修を行えます。 -
屋根-スレートのクラック補修完了
全てのクラックの補修を行いました。タスマジックのメーカー実験では「元の屋根材に比べて約2倍の強度が確認された」との実績もある補修材です。
-
屋根-下塗り1回目
屋根材や状況から「ファイン浸透造膜シーラー」を使用して、2回下塗りを行っていきます。乾き切った屋根は吸込みが激しく1回の下塗りではシーラーが足りていない箇所がありました。 -
屋根-下塗り2回目
1回目と同じ塗料を使用して2回目の下塗りを行います。たっぷりとシーラーを吸い込み、乾いている箇所はありません。この状態までしっかりと下塗りを行うことで長持ちする塗装が叶えられます。 -
屋根-板金錆止め
屋根の板金部分はケレン作業を行い、錆止めを塗装します。錆止めも塗り残しがないよう丁寧に塗装を行います。しっかりと下処理をしなければ数年後に塗装の浮きや剥がれの原因となります。 -
屋根-中塗り
塗装前にあった苔、カビに耐久性がある「ファインパーフェクトベスト」を使用し、塗装を行います。この塗料は、ラジカル系塗料で耐久性とコストパフォーマンスに優れた塗料になっています。 -
屋根-上塗り
上塗りは仕上がりのツヤなどに影響が出る大切な工程となります。塗りムラはなく、綺麗に塗装が完了しています。4回塗りで乾ききった屋根にしっかりとツヤが戻り、長期間屋根を守ってくれます。 -
サイディング目地-下処理
コーキング除去を行った後に外壁のクラックの補修を行います。その後マスキングテープを貼り、コーキングの負担を下げるボンドブレーカーを施工し、接着力を高めるプライマーを塗布します。 -
サイディング目地-コーキング注入・仕上げ
コーキング剤を打つ量を調整しながら空洞ができないようしっかりと注入し、小さい気泡の空気を抜きながら、下と上の両方で丁寧に押さえて仕上げていきます。 -
サイディング目地-コーキング完了
どんなに高価なコーキング材を使ったとしても見えない箇所の下処理が出来てなければ意味がなく、コーキングも丁寧な下処理がとても重要となります。 -
養生作業
塗装前に塗装しない箇所をビニールシートで覆い保護します。今回は北側以外の3面の養生を先に行い北側から換気を行えるようにし、入居者の方へ出来るだけストレスとならないように塗装を行いました。 -
外壁-下塗り
下塗りには外壁材と中塗り・上塗り材を密着させる重要な役割と上塗り塗料が外壁に吸収されないようにする役割があります。その為には下塗り塗料を塗り残しなくしっかり塗ることが大切です。 -
軒天-中・上塗り
軒天は、お家の美観や耐久性にかかわるとても重要な部分です。中塗り、上塗り共に、端やローラーが入りにくい箇所はハケで塗装を行い塗り残しがないように丁寧な塗装を行っています。 -
外壁-中塗り2階
中塗りの塗料は「パーフェクトトップ」を使用しました。この塗料はラジカル系の塗料で耐用年数が10~15年程度と長く、さらに雨で汚れが流れる機能もあり、汚れがつきにくい特徴もあります。 -
外壁-中塗り1階
1階部の外壁には2階で使用した同じ塗料のグリーン系のカラーを使用して隅々まで丁寧に塗装を行い、塗り残しはもちろん、塗りムラもないよう塗装を行なっています。
-
外壁-上塗り2階
2回ベランダ部分はとても複雑な形をしていますが、ハケとローラーをしっかりと使い分け、塗り残しはもちろん、塗りムラもないよう塗装を行なっています。 -
外壁-上塗り1階
上塗りは、塗装の仕上げとなる重要な工程です。また、中塗りと同様に塗りムラができないようローラーの動かす方向や塗料の量に気をつけ塗装を行い仕上げていきます。 -
外壁-上塗り1階
塗り残しはもちろん、塗りムラもない綺麗な塗装が行えています。優しい印象のグリーンカラーが入居をお考えの方に良い印象を与えてくれることと思います。 -
階段室-下塗り2階
外壁で使用した塗料を使用して下塗りを行ないます。また階段室には玄関があり、入居者様が毎日ご使用されるので塗装を行う日は予めお伝えし、ご不便が出来るだけかからないようにしています。 -
階段室-中塗り2階
階段室の注意点としては外の外壁と比べて「乾燥しにくい」という点があります。理由は風通しが悪く湿気が溜まりやすいからです。業務用の扇風機を使用して風を循環させ、しっかり乾燥させます。 -
階段室-中塗り2階
中塗りも外壁で使用した塗料で塗装を行なっていきます。インターフォンなどがあり、塗り残しとなる可能性が高くなる玄関部分も、ハケ塗装を行い塗り残しや塗りムラがないように塗装を行います。 -
階段室-上塗り2階
上塗りも外壁で使用した塗料を使用し塗装を行なっていきます。丁寧な塗装によりツヤが戻り光が届きにくい階段室に明るさが戻りました。入居者様はもちろん内見者様にも明るい印象を与えます。
-
階段室-上塗り1階
1階の階段室の外壁はグリーンで塗装を行い、塗装前とは違った明るい印象に変わりました。玄関や付帯部で使用したブラウンとの相性もとても良く、ご依頼者様にも大変お喜びいただけました。
-
階段-ケレン作業
階段裏は塗装が剥げ、錆が進行していました。この状態では塗装を行なってもすぐに浮きや剥がれの原因となるので、丁寧にケレン作業を行いサビをしっかり落としていきます。 -
階段-錆止め
ケレン作業が完了し、丁寧に掃除を行ったら錆止めを塗装していきます。細かいところや端はハケで塗装を行い、塗り残しにならないようにしています。
-
階段-中塗り・上塗り
錆止めがしっかり乾燥したのを確認し。中塗りと上塗りを行っていきます。錆びてイメージが悪くなていた階段裏は温かみを感じられるブラウンカラーに生まれ変わりました。 -
ベランダ-トップコート塗装
ベランダの床表面を綺麗にし、トップコート(タフシールトップ#300)を全体に塗装していきます。1回目が完了したら乾燥させ2回目の塗装していきます。
-
ベランダ-トップコート完了
立ち上がり部分も含めて、塗り残しが無いようハケとローラーの両方を使用して塗装を行なっています。タフシールトップ#300は防水性能が高くベランダをしっかり守ってくれます -
雨樋・鼻隠し-塗装
付帯部も外壁同様にツヤが蘇り美化効果と保護効果が備わりました。ローラーが入りにくい箇所は先にハケで塗装を行い、その後ローラー塗装を行っています -
雨樋・鼻隠し-塗装完了
外壁で使用した塗料と同じくらいの耐久性の塗料を使用しています。塗料の耐久性を合わせることで「どちらかが先に劣化しバランスが悪くなる」といった問題を防ぐことができます。
-
幕板-塗装
外壁中央にありアクセントとなる幕板の塗装です。他の箇所に塗料が付かないようハケとローラーで丁寧に塗装を行なっていきます。 -
アパート名-塗装
立体的になっているアパート名の塗装です。文字の側面にブラウンの塗料が付いてしまうと見た目が悪くなってしまいますので、注意し1文字1文字丁寧に塗装を行なっていきます。 -
基礎-中塗り
基礎部分も防水性がなくなると水分を吸い込み、ひび割れに繋がってしまいます。塗り残しとならないように塗装を行うことが重要です。 -
基礎-上塗り
キレイエでは、外壁との境目などローラーが入りにくい箇所は先にハケで塗装を行い、その後ローラー塗装を行うことで塗り残しがない塗装を実現しています。
完成の写真
-
全景
塗装の劣化症状はなくなり、優しく柔らかい印象の外観になりました。 -
屋根
苔や汚れはなくなり、新品のような屋根に生まれ変わりました。 -
屋根2
屋根全体の乾きもなくなり、しっかりとツヤが戻り保護機能が備わりました。
-
外壁の目地
クラックは補修し、コーキングは全て新しく打ちかえその上から塗装を行なっています。 -
サイディング
サイディングの反りは綺麗に補修し、塗装を行なっています。 -
階段
階段裏をブラウンカラーにしたことで帰宅の際に温かみを感じられます。 -
軒天
汚れはなくなり、今後はしっかりと軒天の役割を果たしてくれます。 -
幕板
印象が悪くなっていた幕板も補修と塗装を行ない、綺麗なアパートのアクセントになっています。 -
雨樋・鼻隠し
劣化から色褪せていた雨樋と鼻隠しも丁寧に塗装され新品のようなツヤを取り戻しています。 -
ベランダ
ベランダにあった汚れの堆積はなくなり、綺麗なベランダに生まれ変わりました。