ビフォーアフター
施工データ
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塗装前のお悩み
築20年が経過し、外壁に、サイディングの反りや色褪せ、コーキングの劣化などの家の様々な箇所に劣化症状が出ていました。
外壁塗装会社に、数社見積もりをしてもらったが、それぞれの塗装会社が勧める塗料が違うので、何が良いのか悪いのか正直分かりませんでした。
外壁の色ではグリーン系の外壁にしようと考えていましたが、グリーンといっても色々と種類がありこちらも悩んでいました。 -
お悩みに対してのご提案
塗料の種類のご提案としては「日本ペイント」「アステックペイント」の2社からラジカル、フッ素、無機の3種類をご提案し、他社のご提案内容やお見積りと比較していただきました。
また、ご自身でも塗料を調べられ、最終的にアステックペイントの無機フッ素の塗料を信頼し、ご採用いただきました。
お色では先ず、グリーンの色決定にお悩みでしたので、
カラーシミュレーションを行い、
次に大きな色見本をお見せし、
最終的には車で10分ほどかけて実際グリーンで塗った住宅をご覧いただき、その色がイメージに近かったのでその色で塗装を行うことでご納得いただきました。
また、「全体的に統一感を出したいので、なるべく多くの色を使いたくない」とのご意見でしたので、
外壁色は「グリーン」
その他の付帯部は全て「黒」
の2色で仕上げました。
塀の色は、塗装しない木目調のシート部分に合わせ一番近い色でご提案し、家のアクセントとなるようにしました。
その他ポストも「緑」と「黒」で仕上げ、統一感が出るご提案を行い、お色でもご納得いただきました。 -
使用材料
【外壁】
下塗り アステックペイント:エポプレミアムシーラー プライマーJY
中塗り アステックペイント:超低汚染リファイン1000MF-IR 45-30B 3分ヅヤ
上塗り アステックペイント:超低汚染リファイン1000MF-IR 45-30B 3分ヅヤ
【付帯部】
日本ペイント:ファイン4fセラミック
【軒天】
日本ペイント:ケンエースG-Ⅱ -
参考価格・施工日数
・屋根塗装工事、外壁塗装工事 28日間 税込
・135万円(屋根塗装工事・外壁塗装工事・アンテナ工事込)
施工前の写真
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全景1
築20年が経過し、外壁全体に色褪せが進行している状態でした。 -
全景2
写真ではそこまで汚れているようには見えませんが、汚れなどが付着している状態でした。 -
付帯部
縦樋やエアコンカバーは艶がなくなり、色褪せている状態でした。 -
塀
塀は色褪せ、カビやコケ・藻が塀にこびり付いて繁殖し、黒く汚れている状態でした。
施工中の写真
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サイディング目地-除去・ボンドブレーカー
丁寧に古いコーキングを剥がしていきます。その後ボンドブレーカー(絶縁テープ:3面接着をさせない為のテープ)を使用しコーキング材を長持ちするように施工します。
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サイディング目地-コーキング
プライマーをハケで塗り乾いたのを確認し、コーキングガンを使用して空気が入らないように注意して目地にコーキング材を注入します。その後、ヘラを使用して綺麗にならして完了です。 -
サイディング目地-完了
綺麗にコーキング作業が完了しました。この様に、コーキング1つでも綺麗に長持ちするよう取り組んでいます。また、今回はコーキングが長持ちするように「先打ち」を行っています。 -
高圧洗浄
長年にわたり外壁や軒天、塀などに付着した汚れなどを専用の高圧洗浄機を使用して落としていきます。また、チョーキングも汚れと同様で、上から塗装をしても塗装不良に繋がりますのでしっかりと除去します。 -
逆プライマー
外壁と電気メーターなどの隙間にシリコンが施行されています。このシリコンの上に塗装をしても塗装がすぐ剥がれてしまうので「逆プライマー」を塗装し、塗装が剥がれないようにしていきます。 -
外壁の反り-現状
反りの原因としては、外壁の防水性が落ち外壁が水分を吸収して膨張し、反ることです。反りが悪化すると雨漏りの原因にもなりますので、見つけたら外壁塗装会社に相談することをオススメします。 -
外壁の反り-補修
先ずは外壁の反っている部分を確認し、反りが抑えられるポイントにドリルで穴を開けていきます。穴を開けるポイントが端すぎるとヒビ割れに繋がりますので実は知識が必要な作業となります。 -
外壁の反り-補修
穴を開けたら穴よりも少し大きなビスを使用して外壁の反りを抑えていきます。この時に抑えすぎてしまうと外壁に負担がかかってしまい、割れてしまう可能性があるので注意して作業を行います。 -
外壁の反り-補修完了
外壁の反りを抑えることが出来ました。しかし、ただし固定するだけでは、「サイディングの吸水を止める」という根本的な解決はできないので、しっかりとした塗装を行う必要があります。 -
軒天-ハケ塗装
軒天は、お家の美観や耐久性にかかわるとても重要な部分です。塗り残しがあると美観や耐久性が損なわれますので、ローラー塗装前にハケ塗装を行い塗り残しにならないようにしています。 -
軒天-ハケ塗装
ハケ塗装が完了した軒天になります。端や溝などのローラー塗装が行いにくい箇所はどうしても塗り残しになりやすい為、キレイエでは先にハケを使用して塗り残しがないように徹底しています。 -
軒天-ローラー塗装
ローラー塗装ではムラとならないよう均一に塗装を行う必要があります。軒天で使用した塗料はケンエースg-2で、「防かび」「しみ止め」の効果があり、綺麗な軒天を維持してくれます。 -
軒天-塗装完了
汚れていた軒天は塗装によって綺麗な艶が蘇りました。あまり意識されませんが軒天が綺麗になることで、外から見た時の印象も大きく変化する、重要な部分です。 -
外壁-下塗り
今回使用した「エポプレミアムシーラープライマーJY」は遮熱性にも優れているため、 遮熱性を持つ上塗塗料との組み合わせでより高い遮熱性を発揮することが出来ます。 -
外壁-下塗りハケ塗装
下塗りは中塗り、上塗りを行うとその品質を判断することが難しくなりますが、キレイエでは下塗りでも塗り残しがないように徹底し、ローラーが入りにくい箇所をハケで丁寧に塗装しています。 -
外壁-下塗りローラー塗装
ハケ塗装が終わるとローラー塗装です。乾いた外壁にたっぷりとシーラーを染み込ませ、中塗り・上塗り塗料との密着力を向上させられるように丁寧に整えていきます。 -
外壁-下塗り完了
塗り残しはなくしっかりと塗れ、外壁材にツヤが出ています。塗り残しがないしっかりとした下塗りが出来ていないと、塗装時は綺麗でもすぐに塗装不良となって現れてしまいます。
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外壁-クラック補修
下塗りを行うと見えなかった小さなクラックが浮き出てきます。この小さなクラックを見つけ、補修ができなければ、塗装後にひび割れが大きくなり雨漏りの原因となります。 -
外壁-クラック補修
小さなクラックにコーキング材をコーキングガンで丁寧に注入していきます。コーキングガンで注入することにより、ヘラや刷毛で刷り込むよりもひび割れの奥深くに注入でき、補修力が高まります。 -
外壁-クラック補修
コーキングガンで注入後、コーキング材がよりひび割れの内部まで届くよう、しっかりと指やヘラなどでコーキング材を押し込みます。もちろんコーキング跡が分からないように整えていきます。 -
外壁-中塗り塗料
今回使用した塗料は「超低汚染リファイン1000MF-IR」です。業界でもトップクラスの低汚染性があり、汚れがつきにくい塗料です。また、遮熱性もあるので生活環境を快適にしてくれます。 -
外壁-中塗りハケ塗装
下塗りと同様にローラーが入りにくい箇所をハケを使用して塗装をしていきます。もちろんこの後行う上塗りでも先にハケ塗装を行い、全ての塗装で塗り残しがない塗装を叶えています。 -
外壁-中塗りローラー塗装
ローラー塗装で気を付けるポイントは「外壁に押し付ける強さ」です。強く押し付けるとペンキがダレてしまうので適正な力とスピードで塗ることが重要になります。 -
外壁-中塗り完了
ハケ塗装のお陰で塗り残しはなく、ローラー塗装もしっかりと行え、液だれもありません。中塗りの役割でもある上塗りを綺麗に仕上げる為の下地作りが綺麗に出来ています。 -
外壁-上塗り
中塗りで使用した「超低汚染リファイン1000MF-IR」で上塗りを行っていきます。細かな部分はハケで塗装を行い、そこ後ローラー塗装を行うことで塗り残しがないように注意し塗装を行っています。 -
外壁-上塗り
上塗りは、塗装の仕上げとなる重要な工程です。塗り残しはもちろん、塗りムラとならないようローラーの動かす方向や塗料の量、塗装スピードに気をつけ塗装を行います。 -
外壁-上塗り完了
写真では分かりにくいかもしれませんが、インターフォン周りなどの細かい箇所も塗り残しや塗りムラもなく綺麗に塗装が行えています。 -
外壁-上塗り完了
「超低汚染リファイン1000MF-IR」は、耐用年数は20年~24年という脅威の長さです。他の塗料より高くなってしまいますが、塗装サイクルが伸び結果的に費用面を抑えることが出来ます。 -
雨樋-ケレン作業
先ずは汚れやサビを落とす為にケレン作業を行います。ケレン作業で表面の凹凸をなくし塗料の密着性を高めたり、つるつるの表面には凹凸をつけて塗料を付きやすくする大切な作業です。 -
雨樋-中塗り
ケレン作業をしっかり行なった後に中塗り、上塗りを行います。また、細かい箇所はローラー塗装前にハケ塗装を行い、雨樋でも塗り残しがないように塗装を行います。
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雨樋-上塗り完了
塗装完了後の雨樋です。塗り残しなどは一切ありません。また、長年綺麗な状態が続くようにしっかりと下処理も行い、新品の雨樋のように綺麗に仕上がっています。
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付帯部-ケレン作業
付帯部も雨樋と同様に丁寧に手でケレン作業を行なっていきます。外壁塗装をムラなく均一な仕上がりにするために、外壁表面の凹凸や劣化損傷をできるだけ補修する必要があります。 -
付帯部-錆止め塗装
付帯部に合わせて最適な錆止め塗料を選び、塗装していきます。塗料の種類選択や下地処理、塗装の仕方などを誤ると、十分な錆止め効果は期待できないので、しっかりとした知識が必要になります。 -
付帯部-塗装
換気フードなどの付帯部も外壁で使用した塗料と同等の耐久性の塗料を使用しています。塗料の耐久性を合わせることで「どちらかが先に劣化しバランスが悪くなる」といった問題を防ぐことができます。 -
塀-下塗り
お家の顔となっている塀も外壁のアクセントとなる色に塗装を行っていきます。先ずは外壁と同様に下塗りを行っていきます。今回、乾きが激しかったので2回下塗りを行いました。 -
塀-中塗り
下塗りが乾いたのを確認し中塗りを行っていきます。塀で使用した塗料はジョリパットフレッシュといって、塀の質感のザラっとした風合いを活かす事のできる塗り替え用塗料です。 -
塀-上塗り
中塗りで使用した塗料を使用して上塗りを行っていきます。中塗りはまだ下地の色も浮き出て薄く見えますが、上塗りを行った塀は色が濃くなり、色ムラもなくなり綺麗に仕上がっています。 -
塀-塗装完了
4回塗りによって長期間保護ができる塗装と綺麗な見た目を兼ね備えた塀に生まれ変わりました。これからもしっかりと「お家の顔」の役割を担ってくれることと思います。 -
ポスト-塗装完了
玄関前にあるポストも劣化していましたので、外壁の色に合わせ塗装を行いました。ポストでもしっかりとケレン作業を行い、塗装ではハケを使用して塗り残しのない様に丁寧に塗装しています。
完成の写真
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全景1
明る過ぎない品があるグリーンの外壁色に変わりました。 -
全景2
塗装前の色褪せや汚れは一切なくなり、新築のような外壁に生まれ変わっています。 -
付帯部
付帯部は全体の統一感を考え、黒で塗装を行いました。 -
塀
黒くなていた汚れなどは綺麗になくなり、綺麗な色の塀になりました。