ビフォーアフター
施工データ
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塗装前のお悩み
以前から屋根の状態が気になっていて年数的にも20年が経過していたので、そろそろかなと思ってました。
また、自宅裏にカーポート屋根を設置していましたが、設置を裏にある実家の壁と自宅の壁に行っていたので、強風が吹くたびに家が揺れて困っていたので撤去を考え、メーカーさんに見積もりしたところ10万円以上かかると言われ悩んでいました。 -
お悩みに対してのご提案
まず、気になられていた屋根はドローン撮影を行いました。その際に大きな欠けが1ヶ所確認できました。
当初は、価格面からも塗装でのご提案も考えましたが、使用されている屋根材や年数、状態を考えてガルバリウムカバー工法でのご提案をさせていただきました。
今回のメンテナンス費用だけを考えると塗装の方がはるかに安いですが、長い目で見た際にガルバリウムにされた方が良いと判断しご提案させていただきました。
カーポート屋根は撤去処分を3万5千(税込)でお見積りを提出しご納得いただき、塗装前に撤去を行いました。 -
使用材料
外壁
下塗り アステックペイント:エポプレミアムシーラープライマーJY
中塗り、上塗り アステックペイント:フッ素revo-1000IR
屋根
ニチハ:横暖ルーフαS(アルファエス)
付帯部
日本ペイント:ファイン4Fセラミック -
参考価格・施工日数
・外壁塗装工事、ガルバリウムカバー工法 180万円(税込)
(カーポート屋根の撤去費用3万5千円込み)
・約2週間
外壁 10日間
屋根 3日間
施工前の写真
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全景
外壁は色褪せ、外壁塗装の家を守る機能がなくなっていると遠目からも判断ができる状態でした。 -
全景2
玄関側の外壁も全体と同様に色褪せが目立ち、家の保護、ツヤはなくなっている状態でした。 -
雨樋
雨樋も外壁と同様に色褪せ経年劣化をしている状態でした。 -
軒天
軒天部も経年劣化による機能の低下で汚れている状態でした。 -
ベランダの軒天
ベランダ下の軒天部も経年劣化による機能の低下で汚れている状態でした。 -
幕板(帯板)
影でわかりにくいですがひび割れが入っている状態でした。 -
水切り
水切りも経年劣化による機能の低下で変色、汚れている状態でした。 -
屋根
塗料による撥水性もなくなり、コケ・カビ等が付着、変色した状態でした。 -
屋根
細かいクラックを合わせると50ヶ所以上のひび割れが入っていて、想像より傷んでいる状態でした。 -
カーポート屋根
実家の壁と自宅の壁にカーポート屋根が設置されている状態となっていました。
施工中の写真
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外壁-下塗り・中塗り
光触媒や無機系塗膜にも密着するエポプレミアムシーラープライマーJYを使用し下塗りを行いました。丁寧に塗装を行なっていきます。
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外壁-中塗り
中塗り・上塗りでは、アステックペイントのフッ素revo-1000IRという通常のフッ素系塗料よりも長い16~20年の耐用年数で、耐熱性や低汚染性にも優れている特長があります。
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外壁-上塗り後
塗りムラにならないよう丁寧に塗装を行い、綺麗に塗装が完了しました。
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外壁-中塗り・上塗り中
上半分の塗装になります。中塗り・上塗りは塗りムラにならないよう均一に塗る必要がありますが、実は非常に難易度が高く、塗装数年後に大きく影響してきます。 -
外壁-上塗り後
キレイエでは塗りムラとならないよう、職人同士がお互いの塗り方を熟知し塗装を行っています。 -
幕板-中塗り・上塗り中
お家のアクセントとなる幕板も他の箇所に塗料が付かないよう丁寧に塗装を行なっていきます。
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幕板-上塗り後
幕板の溝のようなローラーが入りにくい箇所は先にハケで塗装を行い、その後ローラー塗装を行っていますので塗り残しなく綺麗に塗装できています。 -
ベランダの軒天
付帯部に使用した塗料は日本ペイントのファイン4Fセラミックです。外壁で使用した塗料と同じくらいの耐久性の塗料を使用し塗装を行いました。 -
雨樋
外壁と付帯部の塗料の耐久性を合わせることで「どちらかが先に劣化しバランスが悪くなる」といった問題を防ぐことができます。 -
ルーフィング
ルーフィングシートをとは、屋根の下に敷くゴム性の防水シートで二次防水として雨水の侵入を防ぐ役割があります。また従来よりも防水性能を向上させた改質アスファルトルーフィングを使用しました。 -
ルーフィング作業
雨水は屋根の上から下に向かって流れます。内部に水が入リ込まないように、軒先から棟先に向かってはります。また、重ね代を十分にとり、雨漏りが発生すやすい箇所は2重、3重に重ねて施工します。 -
唐草
軒先唐草は、屋根からの雨水を雨樋に流すことが主な役割です。軒先唐草が無いと、雨水が正常に雨樋に流れず、屋根材の裏側に雨水がまわり木部が腐食してしまう原因となります。 -
唐草
カバールーフの場合は多くの場合、屋根面が高く前に出てしまうため、雨水が樋を飛び越えてしまいます。それを防止するため改修用唐草を使用しています。 -
捨谷樋
屋根材が劣化して出来た隙間から、万が一雨水の侵入があった時、屋根下地に浸水しないように捨て谷が雨水を雨樋まで誘導するように、雨漏り防止策として設置します。 -
捨谷樋
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ガルバリウム屋根材の取り付け
丁寧に1枚1枚ガルバリウムの取り付けを行います。上段と下段で屋根材の境目が重なってしまうと、内部に雨水が侵入するようになるため境目が重ならないようにすることが重要です。 -
シーリング作業
屋根の端から雨水が入らないようにシーリング作業もしっかりと行います。 -
棟板金の施工
棟板金を被せて釘で固定します。継ぎ目のところは隙間ができますので、コーキングを丁寧に行い、防水処理を行います。
完成の写真
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全景
塗装前の色褪せ感はなくなり、艶がある綺麗な外観となりました。 -
全景2
玄関面も見違えるように綺麗に仕上がっているのがお分かりいただけると思います。 -
雨樋
重要な役割を持つ雨樋も美しさと保護機能が戻り、これからもしっかりと役割を果たしてくれます。 -
軒天
普段あまり意識されることがありませんが綺麗になることでお家の雰囲気もグッと良くなります。 -
ベランダの軒天
アクセントカラーとの境目はハケで丁寧に塗装を行っていますので塗り残しなどはありません。 -
幕板(帯板)
ひび割れは専用の補修材を使用して補修し、その上から塗装を行っています。 -
水切り
外壁との間はローラーが入りにくい為、ハケを使い塗り残しがないよう塗装しています。 -
屋根
ガルバリウムに一新された屋根はメンテナンス性が高くこれから長年お家を守ってくれます。 -
屋根
ガルバリウムは地震に強く、瓦と比べると遮熱効果も期待できます。 -
カーポート屋根
塗装前にカーポート屋根は撤去し、塗装を行いましたので、カーポート跡もありません。