ビフォーアフター

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施工データ

  • 塗装前のお悩み

    アパートの購入前に過去に雨漏りしたことがあり、現在は応急処置で止まっていると聞いていたので、購入のタイミングで外壁塗装と屋上の防水工事を行うことを考えていました。

    しかし、アパートの防水工事や外壁塗装となると費用負担も大きいので安くて信頼できる塗装業者はないかと探していました。

  • お悩みに対してのご提案

    屋上のアスファルト防水を撤去し、新たに防水工事を行うと費用のご負担が大きくなってしまうので現在の防水を撤去する必要がなく、耐久性が高い「機械固定工法」の提案を行いました。

    その結果、価格、工法内容にご納得いただき、保証も10年あることでご安心いただきました。

  • 使用材料

    【塩ビシート】
    アーキヤマデ:リベットルーフ

    【その他】
    改修ドレン:鉛ヨコ 90%
    立上り下地:エポキシ系変性カチオン
    脱気筒:SUS製
    端部抑え金物:塩被膜鋼板

  • 参考価格・施工日数

    屋上防水工事一式
    240万(税込)

施工前の写真

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    屋上1
    立上り部分のアスファルト防水シートは劣化から膨れたように浮いていました。

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    屋上2
    床面のアスファルト防水シートも劣化から浮いていました。

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    屋上3
    沢山の落ち葉やゴミが溜まっていました。

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    屋上4
    こちらの屋上には土が溜まり苔が発生していました。

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    ドレン(排水溝)
    ゴミや汚れが溜まっていました。またいくつかのドレンから水漏れが発生していました。

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    ハッチ扉表面
    設置されているハッチ扉は劣化から扉全面にサビが進行していました。

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    ハッチ扉裏面
    サビはハッチ扉を開けた裏面にもびっしり進行していました。

施工中の写真

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    清掃
    アパートの屋上はアスファルト防水シートの上に積もった土に苔が生えていました。このままでは防水工事が出来ないので、ヘラやスコップを使用して綺麗に剥がしていきます。

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    清掃
    長年屋上に溜まっている落ち葉やゴミなども綺麗に除去していきます。今ある防水シートを綺麗にしている理由は、アスファルト防水シートの上から防水工事を行う「かぶせ工法」を行うからです。

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    清掃後
    防水シートの上から防水工事を行う理由として撤去には大きな費用が必要になり、撤去時に雨が降ると、漏水の原因になるからです。
    このような理由から屋上の防水工事は、かぶせ工法が主流となっています。

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    絶縁シート-施工中
    現在あるアスファルト防水シートの上に絶縁シートを貼っていきます。今あるアスファルト防水シートと新しい防水材との「縁を切る」役割がある部材となります。

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    絶縁シート-施工中
    絶縁シートの繋ぎにはしなやかな基材で被着体によくなじみ、耐候性と耐水性に優れている、プロテックテープを使用してしっかりと押さえていきます。

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    絶縁シート-施工完了
    隙間なく綺麗に絶縁シートの施工が完了しました。今回施工した絶縁シートは外部からの影響を受けにくく、耐久性もあります。

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    固定ディスク-設置施工
    固定ディスクは塩ビ(防水)シートを屋根に固定するものです。その為、500~600mm間隔で取付位置を決め、ドリルで穴を開けディスクをしっかりと屋根に打ち付けます。

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    固定ディスク-設置施工
    この丸いディスク板が固定ディスクです。今回の工法以外にもボンドで床に張っていく密着工法がありますが、下地の影響を受けやすい為、耐久性の高い工法を提案しました。

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    固定ディスク-設置完了
    ディスクの取り付けが完了しました。その数は数百個にもなります。このディスクがしっかりと防水シートを固定してくれます。また、点融着になるので、揺れなどにも強いメリットがあります。

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    絶縁シート-下地材設置施工
    防水シートの外周を「張る相手」として防水シートの外周部分に端部金具(平鋼板)を設置していきます。端部金具はビスで屋上に直接固定しますのでドリルで穴を開けていきます。

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    絶縁シート-下地材設置施工
    穴を開けたら、ビスで端部金具(平鋼板)しっかりと1枚1枚丁寧に固定していきます。写真のように端部金具が小さな場合でも端部金具が外れたりズレたりしないよう左右を固定しています。

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    絶縁シート-下地材設置完了
    防水シートを貼る外周にしっかりと下地材設置が取り付けられました。ここまでが塩ビシート防水・機械固定工法の下準備となり、この時点でしっかりと清掃を行います。

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    塩ビシート
    今回使用した塩ビ(防水)シートはアーキヤマデの「リベットルーフ」です。特徴として、高い耐久性に加え、温度変化や紫外線にも耐候性がある塩ビシートです。

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    塩ビシート-施工中
    ロール状になっている塩ビ(防水)シートを転がしながら張っていきます。塩ビシートはウレタン防水よりも破れにくく長持ちすることから、現在の防水工事でメインに使われている防水シートです。

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    塩ビシート-施工中
    塩ビ(防水)シートの施工で注意するポイントはシートとシートを50mm重ねるという事です。この重ねた部分はこの後、溶着と融着を行い、しっかりとくっつけていきます。

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    塩ビシート-施工中
    塩ビ(防水)シートの重ねた部分に溶着剤を塗布し、抑えながらシートどうしを溶着していきます。溶着剤がしっかり塗布できていないと剥がれに繋がりますので丁寧に塗布していきます。

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    塩ビシート-施工中
    全ての重なり部分を貼り合わせた後、重ね部を全て加熱機で温め融着させていきます。このように、溶着と融着を行うことで高い水密性を実現しシート内部に雨水が入らないようにします。

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    塩ビシート-シール材施工中
    さらに、塩ビ(防水)シートの継ぎ目にシール材を丁寧に打設して隙間なくします。簡単に見える作業ですが、丁寧に行わなければ数年後に雨漏りに繋がる可能性があります。

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    塩ビシート-溶着施工中
    専用の機械を使って塩ビ(防水)シートをディスクに融着していきます。その数は数百個もあり、気の遠くなる作業ですが、1つ1つ丁寧に融着作業と融着が出来ているかの確認を行っていきます。

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    立上り-下地調整中
    この後施工する防水層がしっかりと密着するように「カチオン」で下地を整えていきます。また、カチオンは耐摩耗性、防水性、防錆性にも優れている建材です。

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    立上り-下地調整中
    立ち上がりと塩ビ(防水)シートの境目は隙間が開きやすいので注意し、しっかりとカチオンを境目に押し込み、整えます。

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    ドレン-改修ドレン施工中
    いくつかのドレンから雨漏りが発生していた為、今後のことも考えずべてのドレンに改修ドレンの施工を行いました。

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    ドレン-改修ドレン施工中
    改修ドレンとは、既存のドレンより一回り小さく設計された細いドレンを差し込むことで、排水口廻りを解体撤去をすることなく、排水力を復活できる商品です。

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    ドレン-改修ドレン施工中
    元々のドレンについていたカバーなどを全て撤去し、改修ドレンを設置し、下地形状に合わせる為に抑えたり叩いたります。

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    ドレン-改修ドレン施工中
    最後は改修ドレンと立ち上がりの隙間をコーキング材でしっかりと埋め、改修ドレンの施工は完了です。

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    立上り-ウレタン防水塗装中
    今回、立上りにはウレタン防水の密着工法をご提案しました。ウレタン防水は施工個所を選ばないまりっとがあり、もともとあるアスファルト防水シートにもしっかり密着します。

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    立上り-ウレタン防水塗装中
    先ずは前の写真のような塗装しにくい箇所や上記のような塗り残しの可能性がある箇所をハケを使用して塗装し、塗り残しにならないようにします。

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    立上り-ウレタン防水塗装中
    細かな箇所や段差などのハケ塗装が完了したらローラーを使用して塗装していきます。ローラー塗装の際にも適量の塗料を塗り、タレなどが発生しないようにしています。

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    立上り-ウレタン防水塗装完了
    綺麗にウレタン防水の塗装が完了しました。立ち上がりの上部や段差なども塗り残しなく綺麗に塗装が完了しています。

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    立上り-ウレタン防水塗装完了
    また、均一に仕上げることが難しいとされているウレタン防水もしっかりと均一に塗装し綺麗な仕上がりとなっています。

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    立上り-ウレタン防水トップコート塗装中
    トップコートもローラー塗装しにくい箇所はハケを使用して塗り残しのないように丁寧に塗装していきます。このようにキレイエでは徹底した塗り残しの対策を行なっています。

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    立上り-ウレタン防水トップコート塗装完了
    トップコートの役割としては見た目を良くすることと紫外線などから防水層を保護し、防水性能の劣化を防ぐ役割もあります。

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    脱気筒-取り付け作業
    脱気筒とは、今回施工を行った塩ビ(防水)シートと下地の間に、屋上の下地から発生し溜まった水蒸気を外へ排気するための筒です。

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    脱気筒-取り付け作業
    この水蒸気が下地と防水層との間に溜まると防水層が膨らみ防水層の耐久性が脆弱になり、雨漏りの原因となるので脱気筒が必要となります。

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    脱気筒-取り付け完了
    しっかりと固定し、最後にウレタン防水塗装とトップコートを塗布し、設置面から雨水などが塩ビ(防水)シート内に入らないようにします。

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    屋上-残り半分
    実は、上記でご紹介した内容は屋上の半分となります。とても大きなアパートでしたので、品質を一番に考え、半分ずつシート防水工事作業を行いました。

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    屋上-雨対策
    屋根のシート防水工事中に雨が降る予報の日は作業をするのではなく、雨水がシート内部に入らないように対策を行なっています。こちらも品質を一番に考え行っています。

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    ハッチ扉-塗装中
    屋上に上がるためのハッチ扉は劣化からサビが進行していました。ハッチの表と裏を丁寧にケレンし、塗装を行う表面を整えて塗装を行いました。

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    ハッチ扉-塗装完了
    塗装前のサビは一切なくなりハッチ扉の表と裏どちらも綺麗に塗装が完了しました。また、丁寧にケレンしていますのでハッチ表面も綺麗に仕上がっています。

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    屋上-シート防水工事完了
    多くの工程を経てシート防水工事が綺麗に完了しました。
    今回行った「機械固定工法」は防水工事の価格を抑え、耐久性も高い特徴があるシート防水工事となっています。

完成の写真

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    屋上1
    立上り部分までしっかりと防水工事が完了しました。

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    屋上2
    床面も隙間なくしっかりと綺麗に施工が完了しました。

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    屋上3
    写真からもしっかりと塩ビ(防水)シートがディスクに溶着出来ていることが分かります。

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    屋上4
    今後は施工された防水シートがしっかりと屋上を守ってくれます。

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    ドレン(排水溝)
    全てのドレンに改修ドレンを設置したことで雨漏りの心配もなくなりました。

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    ハッチ扉表面
    しっかりとした下処理を行なっていますので塗装後の表面も綺麗に仕上がっています。

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    ハッチ扉裏面
    ハッチの裏面はもちろんフチなどもハケを使用して塗装していますので塗り残しはありません。