こんにちは!
岡山・倉敷を中心に外壁塗装、屋根塗装をおこなっている「キレイエの坂本」です^^
今回のブログでは「フッ素系塗料」について詳しく、分かりやすくご説明していきますのでこれから外壁・屋根塗装をお考えの方は是非参考にしてみてください!
外壁塗装、屋根塗装は、決してお安い金額ではないので、多くの方は「長持ちして安い塗料が良い!」と言われます😅一番長持ちして、一番安い塗料というのはありませんが、そんなときにお勧めできる塗料のひとつが「フッ素塗料」です😆✨
外壁塗装を経験された方やお考えの方は一度は聞いたことがある塗料名ではないでしょうか❓
しかし、塗料の良さや機能を詳しくご理解されている方は意外と少ないものです。
塗料の機能性をしっかりとご理解いただくことで失敗の無い外壁・屋根塗装に繋がります😁♩
こちらのブログをご覧いただきしっかりとフッ素系塗料についての知識を身につけてください^^
目次
フッ素塗料ってなに?
フッ素塗料の説明に入る前にそもそも塗料の構成からお話をします❗️
塗料は主に4つの材料から構成されています。
(1)顔料:色を決める役割
(2)樹脂(合成樹脂) :耐久性・グレードを決める役割
(3)添加剤:追加機能剤
(4)溶剤:塗料を希釈するもの
上記の4つの材料のなかで
(2)樹脂(合成樹脂)に含まれている成分によって耐久性やグレードが決まってきます❗️
この塗料のことを有機溶剤と呼びます。
有機溶剤にはウレタン・シリコン・ラジカル・フッ素という種類で分けられ
選ぶ樹脂によって耐久性やグレード、樹脂の持つ機能が変わってくるんです!😁
耐久性の長さですが
耐久性低 → ウレタン・シリコン・ラジカル・フッ素→ 耐久性高
の順に並んでいきます。
Q.耐久性の定義は?
ご説明した樹脂(有機物)は紫外線や外的刺激の影響を受けて劣化していくのですが、
その強度が耐久性を決める基準となってきます。
A.有機溶剤の中で一番耐久性が強いのがフッ素系塗料というわけですね😁✨
対応年数
外壁塗料:約15年〜18年
屋根塗料:約13〜16年
一番耐久性の低いウレタン材の対応年数が6〜8年と考えると
3倍近く長持ちするんです!
一度塗ったあとに塗り替えの手間が要らないのはとっても魅力的ですね😁♪♪
では、フッ素を選ぶ際のメリット・デメリットをここから紹介していきますね^^
フッ素系塗料のメリット・デメリット
フッ素系塗料のメリットについて
(1)親水性が高く塗装面の汚れがつきにくい
親水性とは水と密着する力のことを指します。
何をしなくても、埃や砂よって外壁や屋根は汚れてしまうのですが、その際に埃や砂などの汚れと塗装面の間に水が滑り込み、水と共に汚れが落ちやすくなるといった性質を持っています。
それは雨水でも同様で、雨が降った際に自然と付着した汚れが洗い落とされるため、水洗いをする手間が省けるというのがメリットとしてあげられます✋
(2)防カビ性、防藻性が高いので傷みにくい
水と密着する力が強いながらも藻やカビが発生しにくい性質を持っています👀
カビが生えてしまうと見栄えが悪くなるばかりか外壁や屋根自体の劣化を促進させ、基材にまで侵食してしまう場合もあるためそういった保護機能は大きな強みです。
日当たりがよくない、湿気が多い地域にお住まいの場合には特に必要となる機能ではないでしょうか?😁
(3)防水性が高いので水の侵入を防ぐ
紫外線はもちろんですが、雨水による悪影響は甘くみてはいけません!🈲
防水性が低いと、コーキング面が劣化しどんどんと水の侵入を許してしまいます。水が侵入し、基材の内部が腐ったりカビが生えていくことで被害面は拡大していきます。
つまりこの被害が大きくなることで雨漏りなどの大きなトラブルにつながってしまうんです!💦😭
雨漏りの修繕費は100万円を超えてしまいますので防水性が高いことはトータルで考えても大切な要素です。
フッ素系塗料のデメリットについて
様々なメリットのあるフッ素ですが注意しておくべきポイントもあります。
(1)塗膜が硬質なのでモルタル材には向いていない
高い耐久性があるフッ素系塗料ですが、非常に固い塗膜といった性質を持っています。そのため塗装面がしっかりとコーティングされるのと同時に壁材の柔軟性を制限してしまいます。
なのでセメントと細骨材を混ぜ合わせて作られる柔軟性のあるモルタル材を使った壁には相性が悪いとされています。地震や揺れの際にガチガチにコーティングしてしまったがためにヒビ割れができやすくなるという点がデメリットのひとつとしてあげられます。
(2)次回塗り替え時にもフッ素を選ぶ必要がある
フッ素塗料は高い防汚性能を誇っているがゆえに密着性が悪いというデメリットがあります。
つまり次回(外壁なら約18年後)塗り替えを行う際にフッ素系塗料を選ぶ方が良いということ。
塗り替えまでの間に他の新しい塗料が出てきたりしても塗料同士の相性が保障できないという点には注意しておく必要があるでしょう。
(3)耐久性が高いといって点検を怠りがちになってしまう
外壁であれば18年、屋根であれば16年といったようにフッ素系塗料は高い耐久性を持っています。
よくある声としてあげられるのが、耐久性が高いと安心して家の点検を怠ってしまったというものです。
あくまでも対応年数というのは、メーカーの定めた塗料の基本対応年数のため、環境の変化によって実際の対応年数は変わってきます。例えば毎年大雨が続いた、異常な猛暑が続いた、など気候の変化を予測することは難しいもの。
なので塗料の対応年数が高いからといって「家の点検を怠らない」ことはしっかりと意識しておきましょう。
気になる費用感について
ここまでフッ素系塗料のメリット・デメリットについてご紹介してまいりました。
さて、ここからは気になるお値段についてご紹介したいと思います。
一般的に耐久年数が長い=価格は高い というイメージの塗料ですが対応年数に割り返すとどうなるでしょうか?
以下の図をご覧ください。※キレイエの提案価格から算出
いかがでしょうか?
初期費用は最安のシリコンと比べて高くなりますが、
対応年数で割り返せば、年あたりのコストはフッ素の方がお安くなるんです!!!
さらに!
価格で注意しなければいけないポイントとしては「今の塗り替え費用だけで決定しない!」ということになります😁
例えばですが、塗り替えをお考えのお宅に後何年住まわれますか❓
35年間お住まいになる予定だとすると、
シリコンで塗装を行うと最初の塗装も含めると4回(合計塗装代:1,992,000円)の外壁塗装を行う必要があります。
しかし、
フッ素であれば2回(合計塗装代:1,296,000円)ですみます^^
(価格差:696,000円!)
このように「今」だけを考えるのではなく「未来」も含め考えることで、お客様が損や後悔しないプランを組む事ができます😆✨
いかがでしたか???
実際に塗装を行うお宅の環境によっても耐久年数は変わってくるので「フッ素が一番!」とお薦めできませんがフッ素系塗料はとっても魅力的な塗料なんです😀♪
まとめ
フッ素系塗料は高級塗料に該当し、決して安くはありません❗️
そして効果を最大限に発揮するためには、塗料だけの効果に依存するのではなく、
しっかりとしたプランニング、
しっかりとした技術を持って塗装することが必要不可欠です!
なので塗装業者選びというポイントも押さえておきましょう!
もしフッ素系塗料に興味がある!という方がいらっしゃれば
是非キレイエへお問合せください😆✨
キレイエではこれまで300件以上の豊富な実績と、塗料業界最大手の日本ペイント社製品を中心としたラインナップでお客様に合ったベストなプランをご提案しております。
塗装についても少数精鋭の長持ち塗装をモットーにし、とにかく丁寧・高品質な塗装を心がけております😁
まずは相談だけでも、という場合でも構いません。
お気軽にご連絡くださいねっ^^